血糖値を抑制する代表的なお茶まとめ

 

血糖値を抑制する方法の一つに「お茶を飲む」という方法があります。

 

血糖値を抑制するお茶を飲むのは、食事療法の一つです。
食前食後に血糖値を抑制する効果を持つお茶を摂取することで体内の血糖バランスを保つ事ができます。

 

今回はその血糖値を抑制するお茶の種類とお茶の持つ成分の効果についてお伝えしていきます。

 

お茶を飲んで血糖値を抑制する

 

食事療法と言えば、炭水化物などの糖質の摂取を控え、
インスリンの分泌を増やして血糖が高くならないように、摂取する食べ物で制限する方法なのですが、
「お茶を飲む」という観点でも同様の方法になります。

 

  • 人体が糖分吸収を抑える成分を持つお茶を飲む
  • インスリンの分泌を多くする成分を持つお茶を飲む

 

食べ物も飲み物も考え方としては同じになります。

 

摂取した物質から糖を吸収するのを緩やかにし、血糖値を抑制する成分であるインスリン
(もしくはインスリンと同等の働きをする成分)を摂取することで、血糖値の上昇は緩やかになります。

 

それでは、以下に血糖値を抑制するお茶を紹介していきます。

 

  • 緑茶

緑茶に含まれる「カテキン」という成分が糖の吸収を抑えると言われています。
「カテキン」は基本的にどのようなお茶にも含まれていますが、
緑茶は特別多いと言われており、糖分吸収を抑えてくれます。

 

食後の血糖値上昇を抑えますので、食後に飲まれてみる事をお勧めします。
糖分自体の吸収を抑えるのでダイエットにも効果があります。


  • ヤーコン茶

民間療法の頃から糖尿病効果があるとされていたお茶です。

 

近年になって科学的にも原理が解明されつつあり、
ヤーコン茶に含まれる「ポリフェノール」が糖分の分解を抑え、
ゆっくりと人体に吸収されて行くことで、血糖値の上昇を抑えるといわれています。

 

また、ヤーコンの茎や葉がインスリンと似た作用を有しており
過度に血糖値を下げることもないため、低血糖の危険性もなく、
安全に安全に飲むことができるといわれています。


  • バナバ茶

フィリピンのお茶で、バナバという植物から作られます。
インスリンに似た働きをもつ「コロソリン酸」という成分が、血糖値を抑制すると言われています。

 

その他、多くのミネラルを含んでおり、
生活習慣病予防としてサプリメントとしても使用されています。


  • 桑の葉茶

桑の葉に含まれる「デオキシノジリマイシン」という成分が、
摂取した食べ物から糖分を分解するのを抑え、糖分を吸収するペースを緩慢にし、
結果的に血糖値の上昇を防ぎます。

 

上記の効能から、飲むとするなら食後に飲むのが望ましいです。


  • グァバ茶

南米の熱帯地方を原産のお茶になります。

 

グァバの葉に含まれる「グァバ葉ポリフェノール」が糖分が血中へと
吸収されるのを遅らせる作用があります。
糖質を分解する酵素の働きを抑えて血糖値の上昇を緩やかにします。


  • 菊芋茶

 

菊芋には「イヌリン」という成分が多く含まれています。これが血糖値を改善する成分と言われています。ほかに食物繊維やミネラルを含んでいるので健康的な飲料です。

 

ダイエット中であれば脂肪吸収を妨げる効果があるのでダイエット効果も期待できます。肥満を解消することで、血糖値を抑制することもできますので、菊芋茶は血糖値を抑制するために有効な2つの成分が含まれていると言ってよいでしょう。自然食品なので副作用がないところもうれしいですね。


  • ヒュウガトウキ茶

 

ヒュウガトウキ茶は食物繊維とビタミンB2が豊富に含まれています。この2つが血糖値によい影響を与えるといわれています。食物繊維が豊富に含まれていて、腸内の不要な糖分を絡めとって体外へ排泄するため、血糖値が上がりにくいのです。

 

また、ヒュウガトウキ茶にはインスリンの分泌を助ける効果があると言われています。インスリンが血糖値を抑制する唯一のホルモンですので、天然食品で分泌が上がればうれしいですよね。


  • アマチャヅル茶

 

アマチャヅル茶は30年くらい前から日本で愛飲されてきました。いろいろな健康効果を持つ成分がありますが、もっとも有名な成分は「サポニン」です。サポニンの種類には、血糖値上昇作用を抑える効果もあり、血糖値を上げない食材としていることも多いようです。アマチャヅル茶の健康効果は論文でも発表されていて、他の成分よりも信憑性が高いといわれています。


  • 麦茶

 

麦茶は夏になるとよく飲まれる日本人の好きな味のお茶の1つですね。麦茶は夏になるとよく飲まれる=汗で失われた「ミネラル」を補給できるのです。これによって血糖値が上がりにくいといわれています。

 

静岡大学と京都薬科大学の共同研究で麦茶は腸管を守り、糖尿病の合併症から身を守り、炎症を防ぐ効果があることが分かりました。このように、血液がサラサラになり血糖値が上がりにくいのです。


  • サラシア茶

 

サラシアは昔から薬効のある植物として知られており、アールヴェーダなどにも使用されていました。サラシア茶に含まれる「サラシノール」という成分が、炭水化物を消化する酵素(α-アミラーゼ)の働きを抑えることで、炭水化物の分解が抑制されます。消化されなかった炭水化物はそのまま吸収されず、排泄されるのです。炭水化物と一緒に体内に存在すると有効なので食事の15〜30分くらい前に飲むとより効果が出ます。


  • ごぼう茶
 

テレビにも出ている有名な医師が飲んでいることで一躍有名になりましたね。ゴボウ茶に含まれている「イヌリン」が血糖値の上昇を穏やかにする作用があります。また、食物繊維も多いため食物繊維の効果によって血糖値が上昇しにくいという効果もあると言われています。いずれの成分も炭水化物の吸収を抑えて血糖値の上昇を防ぐので、食事の15〜30分くらい前に飲むと効果的です。


  • ゴーヤ茶

 

ゴーヤ茶はゴーヤの実を干して乾燥させて作ります。ゴーヤの苦味成分である「チャランチン」が血糖値を上げにくくする成分です。南の島の生まれであるゴーヤはビタミンやミネラルをたっぷり含んでいて、ダイエット効果も高いといわれています。特に豊富に含まれるカリウムはナトリウムの排泄を促し、血圧を抑制する効果もあると言われています。また、ナトリウムを排泄する時に水分も一緒に排泄されることから、むくみの改善にも効果があります。


 

 

以上が、血糖値を抑制する代表的なお茶になります。

 

いつもの食事で血糖値コントロールをされている方や、
健康に気を使っている方は、普段飲まれている飲み物についても
一度見なおしてみるのも良いかも知れません。

 


コンビニで気軽に買えるトクホのお茶

  • からだすこやか茶W(コカコーラ) 

1本で2つの効果が期待できる健康茶です。1つめに期待されるのは「脂肪の吸収を抑える」こと2つめは「糖の吸収をおだやかにする」こと。特に糖の吸収は普通のお茶を飲んだときと比べて食後30分の血糖値の上昇を20%も減少したという実験データがあります。

 

これは難消化性デキストリン(食物繊維)のはたらきによるものです。ほうじ茶をベースに紅茶とウーロン茶をブレンドした飲みやすい味が特徴です。食事ごとに1本ずつ、1日3本飲むのが効果的とされています。


  • 健茶王(カルピス) 

すっきり烏龍茶、香ばし緑茶、黒豆黒茶の3種類があります。難消化性デキストリンが糖の吸収を抑える働きをするため、血糖値の急上昇を抑えることができるお茶です。

 

280mlのペットボトル1本か、2Lボトルから200mlを1回分として1日3回食事の際に飲むと効果的です。ペットボトル1本と2Lボトルでの1回分(200ml)は飲む量が違いますが、いずれも1回分で難消化性デキストリンが6g摂れます。空腹時血糖値には影響を与えないので、低血糖のリスクも低いお茶です。


  • 食事と一緒に十六茶W(アサヒ) 

難消化性デキストリンの作用によって、食後の糖の吸収と血中中性脂肪の上昇が穏やかになります。食後の血糖値や食後の中性脂肪の値が高い人にオススメのお茶です。

 

さらに十六茶Wは「カフェインゼロ」という魅力的な特徴があります。トクホにありがちな苦味や渋味の強いお茶ではなく、水にこだわり、16種類の素材をこだわりぬいて厳選し、絶妙なバランスでブレンドしているからこそのやわらかい風味のお茶になっています。


  • 緑茶習慣(伊藤園) 

紙パック入りのお茶タイプと粉末茶タイプの2種類があります。どちらも食物繊維が入っていることで、糖の吸収を抑える効果があります。どちらも食物繊維は約5.1gが含まれていて、茶ポリフェノールは紙パックタイプで180mg、粉末タイプで109mgが含まれています。

 

通信販売限定の商品です。紙パックタイプであっても店頭で購入して自宅へ運ぶ手間がないので、高齢者などは楽かもしれません。粉末タイプは1杯ずつ小包装になっていて持ち運びが便利ですので、会社で一服したいときなどにはよいかもしれませんね。


  • 蕃爽麗茶(ヤクルト) 

「グァバ葉ポリフェノール」が糖の吸収をおさえ、血糖値の上昇をゆるやかにします。グァバ茶ポリフェノールは食事で摂取した炭水化物が消化される際の消化酵素の働きを抑えるため、完全に消化できなかった炭水化物が吸収されずに排泄されます。

 

もちろん、カフェインゼロですので、安心です。また、ビタミンK含量も少ないですのでワーファリンの効果を阻害することもありませんし、糖尿病薬を服薬している人も薬の効果を阻害することがないので、安心して飲むことができます。毎食、200mlずつ飲むと効果的です。


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