突然死のリスクが高まる血糖値スパイク対策をちゃんとしてますか?

 

健康を気にする世代で最近急上昇ワードが「血糖値スパイク」です。
耳慣れない言葉ですが、実は働き盛りの約2割がその危険にさらされていると言われます。
血糖値スパイクとはどんな状態なのか、そしてその予防はどうすれば良いのかを知っておきましょう。

 

これが血糖値スパイクだ!

血糖値とは読んで字のごとく、血液中に含まれる糖質の濃度を指す言葉です。

 

私たちの体を構成する細胞は、ブドウ糖を主なエネルギー源として活動しています。
そのため血液中のブドウ糖が少なすぎると活動が鈍り、体調にもいろいろな影響が出てきます。
逆に細胞が糖を取り込み切れなくなると、血液中に残留するブドウ糖が常に余って高血糖の状態になります。

 

よく知られているように、血糖値は食事の前後でその値が大きく変わります。
消化によってでんぷんやショ糖が分解されてブドウ糖に変化するのですが、
基本的には食後1時間から2時間の間が最も血糖値が高い状態になるとされています。

 

「血糖値スパイク」は、この食後血糖値の上昇が急激で、
正常な人よりも高い数値まで一気に駆け上がる状態を指す言葉です。

 

血糖値スパイクで何が起こる?

血糖値が急上昇することで、体の中ではどんな変化が起こるのでしょうか。
大きなリスクは2つあります。

 

突然死のリスクが高まる

いきなり恐ろしい単語が飛び出しましたが、血糖値スパイクが突然死の原因とされる動脈硬化を引き起こすことが警告されています。
短い間に急激に血液中の糖分が上昇すると、細胞は大量の活性酸素を放出します。
活性酸素は元々ウイルスや細菌を攻撃するための機能ですが、多すぎると細胞を攻撃する悪玉物質に変わります。
繰り返し大量に発生する活性酸素が血管壁を攻撃した結果、血管壁に傷がついて動脈硬化を引き起こしやすくなるのです。

 

がんやアルツハイマーの進行を早める

糖を細胞に取り込むために必要なホルモンが「インスリン」。
血糖値スパイクが発生すると、膵臓は糖を消費しようと大量のインスリンを分泌します。
実はこのインスリン、細胞を増殖させる働きも持っており、一度に大量のインスリンが放出されればがん細胞の分裂を早める可能性を秘めています。

 

インスリンの大量分泌によるもう一つのリスクが、アルツハイマーを引き起こすことです。
インスリンは、アルツハイマー型認知症の原因物質と言われる「アミロイドベータ」を蓄積させてしまうという一面を持っています。
通常なら問題ないのですが、血糖値スパイクによって急激にインスリンの不足と分泌が繰り返されることで、このリスクが高まってしまうのです。

 

血糖値スパイクを未然に防ぐには?

 

血糖値スパイクは、元々の血糖値がそれほど高くない人でも起こる可能性があります。
特に食事の摂りかたによっては、自らリスクを高めている場合が少なくありません。
血糖値スパイクを防ぐための食事習慣をチェックしておきましょう。

 

食事の摂りかたを見直す

空腹が続いた後急に食事を取ると、血糖値が急上昇する原因になります。
朝・昼・夕食はきちんと摂ることを心がけましょう。
食事間隔が長く空いてしまう場合は、適量の間食を取ることも有効です。

 

食べる順番を覚える

食事の内容も大きなポイントです。
ラーメンや甘いものをいきなり食べるのは、血糖値の急上昇を招くことになります。
最初に野菜、次に肉や魚などたんぱく質、そのあとにご飯やパンを食べるのが理想的。
胃による消化をゆっくりにするだけでなく、糖質の吸収を緩やかにする食事方法です。

 

食後すぐにちょこちょこ動く

食べてすぐにハードな運動をするのは禁物ですが、ちょっと立ち歩く程度の動作は行った方が良いということがわかってきました。
消化のために胃に集中する血液を手足に分散させるためです。
少しでも消化吸収を緩やかにするために、軽く体を動かすことは非常に有効なのです。

 

まとめ

血糖値がそれほど高くない人でも起こる可能性がある血糖値スパイク。
日ごろの食事や生活習慣から、心当たりがある人も多いのではないでしょうか?
ちょっとした生活の見直しで、恐ろしい血糖値スパイクを防ぎましょう。

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